Investment防音マンション投資について

私はショーの制作を担当することがあり、その際にミュージシャンたちの声を聞く中で、彼らが練習場所の確保に苦労している現実を知りました。
サウンドプルーフの趣旨を伺い、誰もが借りられる物件ではありませんが、その職業にある人には憧れであり必要なものなので、コアな顧客には必ず満足いただけると思いました。しっかり設計、施工もされた物件だったので、そこも決め手のひとつでした。

サウンドプルーフはしっかりとした防音設備を備えている分、いわゆる普通のマンションのような投資物件と比較して、どうしても販売価格が高かったのが悩みどころではありました。賃料も同じ規模のマンションと比べると割高になります。その分、空室リスクも起きやすいのではないかと心配でしたが、丁寧な説明とデータ提示をしていただき、不安は軽減されました。

目黒祐天寺の部屋は1LDKがメインです。演奏するにも生活するにも程良い間取りや広さであり、長く住み続ける方が中心で退去は少ないです。退去される方がいても、すぐに次の入居者も決まるので、空室リスクに関する不安はなくなりました。最寄り駅から距離はありますが、バスなど交通の便が良く、そもそも電車に乗らない方々にご入居頂いている感もあり、あまり気になりません。

建物管理や24時間クレーム対応、入退去時の取次業務、入居者募集といったプロパティマネジメントやイメージ向上のためのブランディングなどを委託していますが、きっちり行っていただいています。
当初は自己管理も考えていましたが、専門業者との交渉などは、素人ではなかなか難しいところがあるので非常に助かっています。

今のところ、空室も出ず、大きなトラブルもありません。経営も安定しており、プロパティマネジメントも含めて大満足で、不満点もありません。
長く経営を続けていけばマンションの宿命として、今後は大規模修繕などもあるでしょうが、現状のような経営を維持できれば、しっかりと備えることができると思います。

入居者に限らず、オーナーも自分が思い描いた理想を念頭に購入する物件を選んだり、建てたりすると思います。その理想は立地条件であったり、ペット可物件であったりさまざまだと思います。そのひとつに「防音」という選択肢もあって、特に昨今の個性が大事にされるご時世においてはニーズが高まってきているという実感があるので、おすすめだと思います。

きっかけは法人税が安くなる「事業用資産の買い換え特例」を利用して収益性の低い貸地を売却したので、300㎡以上の買い換え資産が必要だったことです。
ただ、少子高齢化の時代に人と同じことをしていてはダメだと思い、投資するなら希少性の高い“楽器可防音マンション”だと考え、サウンドプルーフを選びました。住環境の良い東急東横沿線の立地なら絶対大丈夫という安心感もありました。

防音マンションは音楽をする人ぐらいしか入居しないという先入観があり、当初は周辺に音大がない環境で需要はあるのだろうか？という心配はありました。
ほかにも都立大学の物件には70㎡以上のファミリータイプの間取りもあるのですが、そんなに広い部屋が埋まるだろうかといったことや、前の道にバスが頻繁に通るので、1階はその音が室内に入ってこないだろうかという不安もありました。

完成前に不安を抱いていた道路からの騒音については、室内からは全く聞こえませんでした。近隣から音に関するクレームも発生していないので、改めて防音性能の高さに驚いています。
共用部分は「音楽の杜」をコンセプトとしたシアターホールになっていますが、お子さんたちがソファに寝転んで楽しそうに過ごしているのを見て、感動しました。

完成して2か月で満室になり、それが続いています。満室になるとなかなか空きが発生しないので経営も安定しています。過去に退去がありましたが、すぐに次の入居が決まりました。
歩道沿いの植栽が伸びたので剪定を提案してくれるなど、景観も含めた運営管理もしっかりしてくれていると感じました。

入居者の方にはテレビなどに出演して活躍されている音楽家の方もいて驚きました。そういったプロの方にも価値を認めていただき、選ばれていることが嬉しく、投資して良かったと思いました。
そういった感動を与えてくれると共に、入居者募集などの賃貸管理や建物のメンテナンスなど、全てにおいて100%満足しています。

所有するマンションが未来を担うアーティストたちの一助となり、その方たちが育っていくのは、オーナーとしてとても誇らしいです。
これからの時代は自宅で過ごす時間も増えていくと思いますし、そうなると音楽家以外にも防音マンションに入居したいと思う方は増えるでしょう。需要はますます高まっていくと思います。